生地の材料は小麦粉をベースに、水・酵母・塩の4つのみで作ります。
これ以外のものを生地に混ぜ込むことは禁止とされ、混ぜ込まれたものはナポリピッツァではなくなります。 生地は手かミキサーで練ることも条件としてあります。
生地を延ばす際には、大理石の調理台で、手で生地を延ばします。
窯の内部温度を400度~450度にし、約1分少々で焼き上げます。
ベストなポジションを見極め、表面がカリッとして内側がふんわりとした状態を作り出します。
ピッツァを焼き上げる窯の燃料には、木材のみの使用が認められております。
ピッツァ本来の香りを損ねないような木材や木くずを使用することが多いです。
ピッツァの縁が膨れていることもナポリピッツァの特徴のひとつ。 でこぼこしてところどころに焦げ目がついていると、見た目から美味しさが伝わります。
- 具の上にかけるオイルは、高温でも酸化しにくく安定したエクストラ・バージン・オイルが使用されることが多いです。
- 水分調整がしやすい缶詰のトマトを使用します。使用するものは「サンマルツァーノ種」でなくてはなりません。
- ピッツァに使用するチーズは、モッツァレラ以外にパルミジャーノ、グラーナ・パダーノの4種類、もしくはペコリーノの粉末をふりかけることが認められています。
- 協会の規約に「すべてのピッツァにバジリコの葉をのせるのがよい」とあり、ピッツァの種類に関係なく使用してよいことになっています。